書写の里「美術工芸館」で開催中の
「入江泰吉の東大寺展」へ行ってきました。
最初にこの人の写真に出会ったのはずいぶん前、就職してすぐの頃
電車待ちの本屋さんで雑誌「別冊太陽」を手に取った時でした。
奈良大和路の神社仏閣や自然風景、仏像が日本画のように
芸術的に写されていました。
写真と言えば旅行の記念写真ぐらいしか思い浮かばなかった
当時、これは衝撃的でした。
写真が趣味になったのも、ず~っとこの時の思いを引きずって
いたのだと思います。
さて、展示の内容ですが、
流石にどれも入江さんの撮影スタイルそのもので“凛”とした写真ばかり
モノクロ、カラーともプリントも美しい。
写真を撮ってる、撮ってないに関係なく見応え十分です。